「ココロの盲点」 池谷裕二著

 

数年前に東京から帰ってくる飛行機の中で読んで眠気も忘れるほど面白かった「ココロの盲点」池谷裕二著を紹介します。

 

1 5円玉を吊るして、動け動けと念じます。

①動く  ②動かない

答えは、動くです。これは「観念運動」といって微妙に筋肉が動き、

5円玉を動かすことになるのだそうです。

 

2 アメリカでは毎年ハリケーンに名前がつけられます。

①男性の名前が被害が大きい  ②女性の名前が被害が大きい

③どちらも変わらない

女性の名前がつくと多くの死者を出すのだそうです。「ラベリング理論」というのだそうです。

 

3 デパートでジャムを売ります。どちらの販売数が多かったでしょう。

①6種類のジャムを販売するコーナー

②24種類のジャムを販売するコーナー

これは選択肢過多効果というのだそうです。選ぶものが多すぎると人間の脳の許容量を超えるのだそうです。

 

4 急に雨が降り始めました。傘立てを見たら傘がありません。そこで  あなたはどう考えるでしょうか。

①傘を忘れたかな。  ②誰かが持っていったかな。

責任を他人のせいにしたほうがストレスがありません。自己奉仕バイ アスと呼びます。

 

5 髪型は一般的に右分けと左分けのどちらが好印象でしょうか。

①右分け    ②左分け

一般的に右利きの人は左の空間を大切にします。

疑似的空間無視というそうです。

 

6 来週にテストがあります。英文単語を記憶せねばなりません。どち  らの勉強方法が定着しますか。

①単語リストをしっかり眺めて、繰り返し頭に叩き込む

②繰り返し確認テストを解いてみる

脳は入ってきた情報を記憶すべきか考えます。記憶する判定基準は出 力だそうです。

こんなに使う頻度が高いのか、覚えておこうと脳は働きます。「テス  ティング効果」おしゃべりな人は物知りです。

 

池田学園では先生方が必ず教材を準備して授業に行きます。脳科学からみても理になかった授業です。