今日で2学期は終わりです。3年生はお正月返上の補習がありますが、全校で応援をしています。つらい時期を乗り越えてください。

今日は面白い話をします。「秘書問題」という話です。

秘書を1人雇うとします。

面接のルールがあり、1人1人全員面接をしてその都度、採用か不採用を決めねばなりません。採用は1人だけです。1人選んだら、別な人を選べません。もちろん不採用の人を戻して採用にして選ぶことはできません。

応募者が100人いました。みなさんならば、どのような面接をしますか。

例えば、100人は多いので、同じ質の秘書がいると仮定して、半分にして、最初の50人の中で最高と思える1人を決めて、残りの50人は面接のみして不採用にする。あるいは、95人を面接して、1人1人不合格にしつつも全体の傾向を見ます。最後の5人の中から有能な人を1人選ぶ。

色々な選び方がありそうです。

実はこれは「秘書問題」という命題です。「結婚問題」 、「最良選択問題」とも言うそうです。

秘書問題には確率、統計学で既に解答があります。

今回のように応募者が100人場合、最初の37人の応募者を面接して不採用にして、その37人の中で最も優秀な秘書のレベルを把握して、残りの63人の面接を続けます。面接を続けながら、最初の37人の最も優秀なレベルを超える人を1人採用するのだそうです。

なぜ、37人かというと、応募者100名を数学定数2.718で割って37人を求めます。応募者が30人だと2.718で割って、11人を基準に考えたらよいことになります。

結婚もそうなのですねえ。100人の最初の37人のbestが基準なのですかね。

心理学や実験経済学では、秘書問題を実際の人間を使って実験し研究してきたそうです。一般に、人間は早く決定を下すという傾向があるそうで、人間は十分に検討しないといけない場面で簡単な決断をしていることになります。

冬休み、時間がありますから、視野を広げて将来の仕事を見直してください。職業の選択肢はまだあるかも知れません。