課題研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

  1. 自ら課題を見つけ,グループでの共同研究を通して協働性を高め,科学的に課題解決し1年後の具体的未来像(目標)を設定して,「未来解」をもつ科学系人材としての素養を育む。
  2. 探究活動を行い,その成果を日本語だけでなく,英語でもプレゼンテーションを行い,語学力や表現力を高め,国際社会で活躍する科学技術人材の育成を図る。
  3. 高校1年生~3年生が同じ課題研究班に所属する異年齢集団での活動することで,高校1年生では,対話的で深い学びを実践し,主体性や協働性,科学的な思考力・判断力の基礎を学び,高校2年生では深化を図る。高校3年生では研究やその成果を論文にまとめ,様々な科学的知識や技能を応用する能力を高める。
  4. 必要に応じて,大学・大学院の研究室内の施設を利用して高度なレベルの研究内容に取り組む。大学・大学院や先端企業の研究に触れることによって研究に対する協働性・多様性・知識・技能を学び,また,海外の協力校との交流によって国際性を養う。)研究発表において,これまで培った表現力・情報処理や数学的処理能力を応用する態度を身につける。
  5. 併設の小中学校と連携をとり,小中での「課題研究」やSSH講座「サイエンス・ラボ」での連携授業での観察・実験学習により,科学への興味・関心を高め,探究活動により科学的な思考力や判断力,主体性や協働性を養う。
  6. 高校1年生に課題研究のオリエンテーションを行い,希望をとり,科学思考班①②・科学創成班・数学班・物理班①②・化学班・地象気象研究班・生物班①②の10班に分かれて課題研究を実施する。さらに,それぞれの班はグループに細分化し,生徒が主体的にテーマ設定を行うことができるように複数のテーマについて研究する。

  • 大学・大学院との連携をとり,本校教師の指導で実験・観察,データ分析等を行い,大学・大学院の研究者の支援(大学・大学院での講義,出前授業,指導・助言,実験・観察)を得る。
  • 2学期に「課題研究中間発表会」,3学期に「英語プレゼンテーション発表会」,「SSH生徒研究発表会」を開催する。英語のプレゼンテーション作成については,英語科の指導を受けながら生徒自らが作成し,必要に応じて連携先の大学の研究者のアドバイスを受けて完成させる。
  • 年度末には,研究成果を科学論文にまとめ,課題研究報告書を作成する。