アナ大学は理系に進みました。しかし大学時代に自分と向き合う中で将来に思い悩み、何をしたらよいのかわからない時期が続きました。

そんな中、折にふれ自分の声を褒められることが多かったせいか、それとも潜在的な憧れであったのか、スポーツアナウンサーというものが自分の中で形になり始めました。そこからはサッカーをしていたこともあり「Jリーグ会場でアナウンスの仕事をする」という具体的な目標を立て、どこで学べば最短でその目標を達成できるかを逆算し、東京のアナウンス学校を経て、その夢を叶えました。

東京で7〜8年働く中で、地元鹿児島に縁のある仕事をする機会があり、その流れで今は地元に戻って働いています。

今思えば、学校行事を中心に、毎日を必死に楽しもうとしていた高校時代が全ての下敷きになっているように感じます。いまの中学生、高校生には部活に好きなことに全力でぶつけてほしいと思います。(FM鹿児島アナウンサー)