【SSH講演会】ノーベル賞候補・藤嶋昭先生の講演会がありました
11月14日(火)午後に、東京理科大学 栄誉教授 元学長で、東京大学 特別栄誉教授の藤嶋昭先生の講演会がありました。
藤嶋先生は光触媒の研究でノーベル賞の候補に名を連ねていらっしゃる大変ご高名な科学者です。
「科学を楽しく、~光触媒や偉人に学ぼう~」という演題で、高校生はもちろん、中学生にも大変わかりやすくお話をしてくださいました。
身の周りの不思議からマイケル・ファラデーやハンフリー・デービーなどの偉人たちの功績など、科学への興味が引き出されるような大変興味深いお話をたくさんしてくださいました。
「楽しく研究し、その成果を残そう」という言葉にある「研究成果は人類繁栄に貢献できる」という先生からのメッセージや「自分の履歴書(論文や資料として)を図書館に残そう」という言葉から、今取り組んでいる探究的な学びにつながる大きな夢や希望をいただきました。
また講演の後は鹿児島県光触媒施工協会の方々から高1生を対象に実際に活用されている光触媒のことを学びました。
直前に伺った科学的なお話が身近なことに活用されていることを知り、科学が人々の生活に役立つことを実感しました。
最後に藤嶋先生は中1〜3の生徒の代表者のインタビューにもお答えくださいました。
生徒からは「研究テーマはどのように決めますか?」「酸化チタンより優れているものはありますか?」「光触媒の人体に与える影響は?」など次々と質問がありましたが、先生はどの質問にも丁寧にお答えくださり、中には「大変素晴らしい質問ですね」とお褒めの言葉もいただきました。
超一流の科学者であられる先生の講演、インタビューは生徒たちにとって大変感動のある時間となりました。