東京サイエンス研修(富士見丘学園WWL課題研究発表会参加)を実施しました

2/13(木)~2/15(土)まで、高校1年生10名が東京サイエンス研修を行いました。

初日の2/13は、国際科学コンテストを共同開催する提携校である、千葉工業大学に訪問させていただきました。まず、海外から帰国したばかりの「未来ロボット技術研究センター・fuRo」所長の古田貴之先生に、ロボット(人工知能)の講義と実演をしていただきました。実際に最先端技術に触れる機会もいただき、生徒たちにとって、貴重な経験となりました。先生からは、「テクノロジーは社会に普及してこそ価値があるのだから、自己満足ではなく人の役に立つロボットを作りたい。そのような科学者になってほしい」という熱いメッセージをいただきました。

その後に同大学の「惑星探査センター」を訪問して、大学院生等による「惑星探査プログラム」の講義と実演(衛星受信)をしていただきました。春休み中ですが、多くの学生さんたちが研究開発に取り組んでいて、生徒たちは将来のイメージが持てる貴重な時間になりました。

2日目の2/14は連携校・富士見丘学園の『WWL課題研究発表会』にお招きいただき、英語での研究発表機会をさせていただきました。審査員の方々からの質疑応答もあり、緊張する舞台での貴重な体験となりました。

発表会後には、本校SSH第1期生、ひなた在宅クリニック山王(東京都品川区南大井)の院長である田代和馬先生にお越しいただき、1時間程度の講話と質疑応答の時間をただきました。「SSHで科学的な試行錯誤と批判精神の大切さを学び、それが受験や仕事選択、そして現在の仕事をする上での姿勢にどのように影響を与えたか」について、生徒たちの研究モチベーションを高める素晴らしいご講話でした。また、質疑応答では受験勉強に関しての質問も出て、それに対しても具体的な体験談を交えて、とてもリアルで心を動かす助言をいただきました。後輩たちへの深い愛情を感じるとても素敵な時間となりました。

最終日3日目の2/15は、富士見丘学園の高校1年生10名のアテンドで、東京上野の「国立科学博物館」での研修を実施しました。違う学校の同年代の生徒と訪れる博物館では、また違った学びがあったようです。

多くの方々のおかげで、今年も生徒たちにとって非常に充実した研修となりました。お世話になった千葉工業大学の皆さま、富士見丘学園の皆さま、そして卒業生の田代先生、本当にお世話になりました。