鹿児島大学にてSSH高校2年の学校設定科目グローバルサイエンスⅡの一コマとして、「科学の社会実装~VR技術に関する研修」が行われました。
8月19日(月)、学校設定科目グローバルサイエンスⅡの一環として、「科学の社会実装~VR技術に関する研修」が行われました。この研修は、高校2年生を対象に、鹿児島大学の塗木淳夫先生の研究室を訪問し、VR技術に関する講話を受け、最新の神経科学実験の実習を行いました。
参加した生徒たちは、講義のなかで、VR技術の歴史や、活躍の場、そして最先端のVR技術が自分たちの想像以上に発達していることなどを学ぶことができました。また、TAの方々による実習を通して、講義内容を実地で学び、体験することができ、高い興味関心を持つことができました。さらに、科学系の大学生・大学院生の研究生活を間近に感じることもでき、とても有意義な研修となりました。
生徒感想
・VRは、ヘッドセットをつけて、現実に近い状態でゲームができるというイメージが強かったので、実際に軍事用に使われているものや、においや触ったときの感触を体験することができるものなど、私が想像していたよりもずっと進んでいて、これからの軍事や医療の分野でも大きな役割を果たすのだろう、と思った。研究開発への意欲がわいた。
・医療現場で実際に使われている技術について研究している学生さんがいて、理工学部に行っても医療等の分野で活躍できるのでは、と進路についても考える機会になった。自分たちが行っている研究に、意欲を持って取り組み、私たちに生き生きと研究について話してくださった学生のみなさんのように、発表を行えるようにしたいと思う。