SCPオリエンテーションが行われました







5月15日(木)、中学生全員を対象に今年度のSCPのオリエンテーションが行われました。
本校は全国で230高校(全国で5%)しか選ばれていないSSH指定校で、20年のうちに10回の日本代表に選出されるなどの実績があります。
高校生での探究的な課題研究に対応する能力を育成するために、本校では中学生にはSCP(サイエンスコミュニケーションプログラム)を実施しています。
この活動は、全国各地の科学者、企業研究者、技術者、医師などの科学技術者を中心に、グループでテーマを決めて調査・研究をして、インタビューを行い、その内容をまとめ、プレゼンテーション発表を行なっていく活動が基本となっています。
その活動の中で、協働性、情報収集力、プレゼンテーション能力などが醸成され、大学院レベルの研究と言われる本校SSHでの活動にスムーズに移行できるようです。
昨年よりIRT(Ikeda Research Time)からSCPへと名称変更しましたが、これはより文理融合・探究心を深め、探究リテラシー、科学的リテラシー及びプレゼンカを育ていくことを目的としています。
SCPで3年間活動し、今春高校に進学した高1の先輩たちから発表のデモを行ってもらい、それに対して中学生から質問等もありました。
- SCPで苦労した事は何か→大学の先生に聞くので専門用語が多くまとめが大変→しかし勉強なった
- テーマ決めが大変と聞いたが→聞きたいこととの齟齬や取捨選択が難しい
- 嬉しかったこと、達成感は何か→納得のいくスライドができた時→高校のSSHを参考にした
中学生たちは真剣に話を聞きながら、これからのSCP活動に期待を胸を膨らませている様子でした。