SSH指定による特色ある授業で、生徒の知的好奇心を刺激し、未来の研究者を育てます。

本校のSSH学校設定科目「スーパーサイエンス」

グローバルサイエンスⅠ

  1. グローバルサイエンスリーダーとしての資質を高めるため,英語・数学・理科・国語の各教科の教師が文理融合を含めた教科横断的授業を行う。
  2. 小中高全職員が教科の枠を超えて作成した科学英語オリジナルテキスト「Science Topics」を使用し,科学性・国際性のある表現力を育成する。
  3. これまでのSSH事業の経験を生かし,大学や企業と連携して科学者や技術者による授業や研修を実施し,科学的探究への興味・関心や知識を広げる。

本校独自教材「Science Topics」:自然科学のみならず社会科学からもアプローチし英語で解説しています。

Science Topics表紙
内容:自然科学からのアプローチ
内容:地誌学からのアプローチ

グローバルサイエンスⅡ

  1. 「グローバルサイエンスⅠ」の学習を踏まえ,科学と社会における科学リテラシーの基礎を学ぶ。
  2. 大学や企業でのグループ研修やフィールドワークで,科学的探究についての興味・関心や知識を主体的に広げ,授業者との対話により内容の深化を図る。

アサーション

  1. 科学の研究者・技術者として情報社会に対応できる人材の育成を図る。
  2. コンピューターを活用して,画像処理や数理的な処理等の基礎から応用までを学び,情報リテラシーの醸成を図る。
  3. 1年生の課題研究におけるデータ処理や論文の作成,プレゼンテーション等に活かし,理数教育の更なる深化・発展を図る。

ソフィア

  1. 科学技術と生活とのかかわりについて,保健や家庭,地理歴史,公民で履修した内容を発展的に取り扱い,科学技術の進歩と人間社会の関わりについて,身近な題材を通して, 教科横断的授業で取り組み,グローバルサイエンスリーダーとしての資質の向上を図る。科学倫理の内容も踏まえる。
  2. 単なる知識・技術の習得ではなく,課題探究型の討論形式で総合的な科学的素養を育成する。教師は,テーマ設定や討論の補助等の役割を負う。
  3. 身の回りの社会に興味・関心や疑問を持ち,SDGsの視点も取り入れ,科学的に探究により,国際社会で活躍する科学系人材に必要な素養を身につける。

課題研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

高校1年生に課題研究のオリエンテーション後に希望をとり,

  1. 科学思考班①
  2. 科学思考班②
  3. 科学創成班
  4. 数学班
  5. 物理班①
  6. 物理班②
  7. 化学班
  8. 地象気象研究班
  9. 生物班①
  10. 生物班②

の10班に分かれて課題研究を実施する。さらに,それぞれの班はグループに細分化し,生徒が主体的にテーマ設定を行うことができるように複数のテーマについて研究する。


  1.  自ら課題を見つけ,グループでの共同研究を通して協働性を高め,科学的に課題解決し1年後の具体的未来像(目標)を設定して,「未来解」をもつ科学系人材としての素養を育む。
  2. 探究活動を行い,その成果を日本語だけでなく,英語でもプレゼンテーションを行い,語学力や表現力を高め,国際社会で活躍する科学技術人材の育成を図る。
  3. 高校1年生~3年生が同じ課題研究班に所属する異年齢集団での活動することで,高校1年生では,対話的で深い学びを実践し,主体性や協働性,科学的な思考力・判断力の基礎を学び,高校2年生では深化を図る。高校3年生では研究やその成果を論文にまとめ,様々な科学的知識や技能を応用する能力を高める。
  4. 必要に応じて,大学・大学院の研究室内の施設を利用して高度なレベルの研究内容に取り組む。大学・大学院や先端企業の研究に触れることによって研究に対する協働性・多様性・知識・技能を学び,また,海外の協力校との交流によって国際性を養う。
  5. 研究発表において,これまで培った表現力・情報処理や数学的処理能力を応用する態度を身につける。 (カ)併設の小中学校と連携をとり,小中での「課題研究」やSSH講座「サイエンス・ラボ」での連携授業での観察・実験学習により,科学への興味・関心を高め,探究活動により科学的な思考力や判断力,主体性や協働性を養う。

大学・大学院との連携をとり,本校教師の指導で実験・観察,データ分析等を行い,大学・大学院の研究者の支援(大学・大学院での講義,出前授業,指導・助言,実験・観察)を得る。

 2学期に「課題研究中間発表会」,3学期に「英語プレゼンテーション発表会」,「SSH生徒研究発表会」を開催する。

英語のプレゼンテーション作成については,英語科の指導を受けながら生徒自らが作成し,必要に応じて連携先の大学の研究者のアドバイスを受けて完成させる。年度末には,研究成果を科学論文にまとめ,課題研究報告書を作成する。

SSH講座

サイエンス ラボ

本校生徒や教師が近隣の小中学校で科学実験教室や,地域の科学館の職員や,卒業生,保護者が授業者として行った科学実験教室を展開する。その研究成果の交流活動を通して,学校,地域,卒業生,保護者が連携して科学教育の充実を図る。


IMS
(International Mathematics and Science)

  1. SSH事業の進捗に合わせてJSPS(日本学術振興会)に依頼し,国内大学に在籍する外国人研究者(数学・理科)を招いての実験を伴う英語講義を中学校・高等学校希望者に行う。
  2. 英語を用いての授業・質疑応答を行うことにより,学校設定科目「グローバルサイエンスⅠ」等での科学英語で身に付けた語学力・表現力を実践する。   
  3. 大学大学院まで意欲的に進学し,研究者・技術者を目指そうとする意識の醸成

SSH講演会

科学の分野で国際的に優れた業績を上げている研究者や技術者を招聘し,その研究成果を学ぶ中で,生徒たちの知的好奇心の喚起を図り,国際社会で活躍しようとする意欲を育てる。